FILE1059 ショーの打ち合わせ
週刊少年サンデー2020年38号掲載
工藤優作大ピンチ 工藤家の危機編 第2話!
コナンの前に現れた優作の正体ーーまぁ予想通りの彼でしたね(笑)
今回の話から100巻に突入!
何か大きな話があるんじゃないかと期待しています(笑)
そうそう、カラー記事に載っていましたが、2021年のカレンダーに「原作ver.」が登場予定だそうで。
11年ぶりの発売って凄いですよね。昔は毎年のように原作カレンダーが発売され、描き下ろしのカラーイラストもたくさん見られたりと楽しかったです。
今回は、今までサンデーの表紙や巻頭カラーに使われたものから厳選されたイラストをカレンダーにしているみたいですね。
カレンダーの表紙が描き下ろしだと嬉しいのですが、やっぱり難しそうかも… とにもかくにも、デザインは次号公開みたいなので楽しみです!
さて、今回の扉。優作とコナンの最強タッグ⁉
☆☆☆
工藤邸に現れた優作は怪盗キッドだった!
冤罪を晴らしてくれた優作に対して、借りを返しにきたというキッド。
コナンはキッドに事件の概要を説明。
キッドは第一の事件現場のヘアクリップ、第二の現場の割り箸に対して疑問を抱く。そんな中、TV局のスタッフが工藤邸に到着。
東都TVの夢川アナにメロメロな優作…に変装したキッド(笑)
キッドはコナン達の跡をつけていて、薬局で偶然優作が体調を崩していることを知ったという。
また、キッドは第三の事件現場に落ちている黒いフライパンに疑問を抱く…が、事件の真相には気付けず、番組の本番に生出演!
コナンがイヤホンで話すことをそのまま優作が話す形式で推理ショー開幕。
被害者3人が「ダンジョン・ホームズ」というゲームで共にプレイしていたことを説明。
そんなゲームを「知らない」という夢川アナだが、左手には「ダンジョン・ホームズ」の腕時計をしていてーー⁉
☆☆☆
●明かされた事件の犯人
なんと…犯人は夢川彩子アナウンサーでした!
といっても、犯人候補が夢川アナか、イタリアンの店主くらいしかいなかったので、そこまで衝撃はないんですが(笑)
キッドは犯人を知らなかったから、凄く驚いていますよね(笑)
「え?」っていう心の声がだだ漏れ。この話をアニメ化する時、優作の声はコナンと一緒にいる時はキッド(快斗)の声で、それ以外は優作の声ということになるんでしょうか…
それにしても生放送の番組で、インタビューするアナウンサーが実は犯人…というのが衝撃ですよね(笑)
蘭と小五郎も家のテレビで中継を見ていますし、反応が気になりますね。
テレビの視聴者もびっくりですし、視聴率も凄いことになりそう。
プロデューサーが優作と縁のある人物とのことなので、このまま中継もそのまま続けそうな気がします。
今回日売テレビではなく、東都TVというのも、もうこれ以上日売テレビから犯罪者を出したくないという思惑だったりして。
今まで、プロデューサーや出演者や関係者など何かと犯人が出できましたから…
夢川アナが色黒なのは、ロケのレポーターが多くて日焼けしているから。右手首に時計の日焼け跡があることを見せるための、色黒キャラだったんですね。
第一の事件の時、右手首に日焼け跡がないのは、その事件の後にできた日焼け跡ということ?
●事件のトリックは…
今回は前半、事件の振り返りタイムでした。もう少し簡略化しても良かったような…気もしましたが、キッドが色んなところに気付いていましたね。
事件のトリックの鍵は、ヘアクリップと割り箸、フライパン。
ヘアクリップのそばには、どこかの店の袋
割り箸のそばには、何かが入ったコンビニ袋
フライパンのそばには、トング…
それぞれ挟むものと、重りとして引っかけられるものですね。
今回の密室トリックは、サムターンのつまみに器具を挟み、ドアの取っ手に重りを付け、取っ手を下げることで重りに器具が引っ張られて鍵が掛かる…というトリックだったのではないでしょうか…
器具というのが、クリップや割り箸、トング。
重りが店の袋やコンビニ袋、フライパンですね。
現場にあったフライパンをトリックに使わなかったのは、持ち手をドアノブに引っかけられなかったから…?
それにしても、夢川アナはなぜ現場を密室にしなくてはならなかったのか…
その理由も次号で語られるんでしょうか。3つの事件は同一人物による犯行だと提示するため、以外の理由があるのかどうか。
●コミカルな優作
優作はキッドの変装でした。
工藤邸に入る時の意味深な「了解!」の表情って、何か意味があるんでしょうか… コマの最後にさらりと入った表情なのでちょっと気になりました。
コナンから事件の詳細を聞いている時のキッド…というか優作、ジト目なので別人感が凄いですね(笑)
現場写真を見慣れていないのもキッドらしいというか。
夢川アナの手を握るキッドの足をコナンが踏みつける!のは『紺青の拳』を思わせるやりとり(笑)
そしてキッドとコナンの推理ショー。変声機が充電中なので、コナンが話したことをキッドが話す『スキーロッジ殺人事件』方式。あの事件は悲しかったですね…
今回の話、一体どんな結末を迎えるんでしょうか。
優作に変装したキッドが事件を解決して一件落着…という形に落ち着くのかどうか。赤井が今FBIの用事で不在にしていますし、もしかすると赤井が帰ってきてRUMに関する重要な情報を伝えることでRUM編が新たな局面を迎える可能性も。
もしくは、優作と初代キッドの盗一とのエピソードが少し掘り下げられるなんてこともあったりして。
気になる点は色々ありますが、次号が楽しみです!
週刊少年サンデー 2020年38号(2020年8月19日発売) [雑誌]
- 作者:週刊少年サンデー編集部
- 発売日: 2020/08/19
- メディア: Kindle版