FILE1065 狩人と獲物
週刊少年サンデー2021年1号掲載
やってきました!新年1号! つながる表紙の続き!組織一色!
全サもジン&ウォッカのボイス入りポルシェ! と黒に染まっていますね!
今回の表紙を飾っているのは、コナン(右側)、ジン、コルン、ベルモット、ウォッカ、キール、キャンティ。
さすがにバーボンやRUMは描かれていませんが、組織のメンバー勢揃い。しかも、先週の表紙を左に置くと、1枚絵が完成! 赤井の視線の先にはジン!
キャンティ、コルン、キールはサンデーの表紙に初登場ですねぇ。
キャンティとコルンって、いつもセットに描かれがちなんですが、今回の表紙はバラバラに離して配置。
キャンティとベルモットは不仲なので、離れていて、キャンティは感情的なので前線に配置しているんでしょうか。
繋がった表紙のイラストを使ったグッズも出してほしいですね〜。
☆☆☆
全サに喋るポルシェ356A登場
ジンが大きく表紙を飾ったタイミングで、ジン&ウォッカの音声を150種収録したポルシェが応募者全員サービスに!
RX-7にマスタングにRX-7と来て、ポルシェは外せないですね!
昴さんのマッチ箱が余計浮くことになるので、スバル360で出してほしいところですが(笑)
ジン&ウォッカファンにはたまらない全サですね。
さて、扉は柵の向こうを見るコナン。
☆☆☆
海猿島を捜索する組織のメンバー。
キャメルは赤井の指示でコーヒー豆の麻袋を手に入れる。
そんな中、キャメルのいる観光案内所にウォッカとキャンティがやってくる。
ウォッカ曰く「RUMがふざけた名前を名乗っている」
ウォッカの話に聞き入るキャメルは、うっかりコーヒー豆を踏んでしまい、姿を見られてしまう。しかし、ウォッカがコーヒー豆に足を滑らせたことで何とか逃げることに成功。
赤井は麻袋を3つ繋いで土の中に埋め、その中に隠れることをキャメルに提案。キャメルは指示通りに土の中に隠れるが…
ジンも落ちていたコーヒー豆からそのことに気付く。RUMからの指示で島の森を燃やし、キャメルをあぶり出す作戦に。
土の中から脱出し、桟橋まで逃亡するキャメル。
組織に追い詰められ、キャンティの撃った弾丸が、キャメルの心臓に――!?
☆☆☆
●キャメル死す!?
キャメル、キャメル…
キャメルー!!!!
…撃たれてしまいました…
まさかまさかの展開に。
まさに衝撃展開。
コナンも驚いていますし、これはキャメル本当に死んでしまうのでは…
――――と思ってしまいますが、色々と気にかかる点がいくつか。
まず、コナンが赤井に風向などを指示するスポッターの役割をしていること。
赤井に「アレを使うっきゃないよ」と言うコナン。
観光案内所にコピー機があったかどうかキャメルに聞く赤井。
そして阿笠博士の発明品のハンチング帽。これは赤井曰く「切り札」。
これらのことから言えるのは、コナンと赤井は何かしらの作戦を仕掛けている!ということですよね。
つまり、キャメルは撃たれていない!
キャメルが撃たれたように見えるのは、「ハンチング帽」の仕掛けを使ったのかも。
博士の発明品で「血が出るニット帽」があったので、おそらく今回はそのハンチング帽バージョン。
赤井はキャンティが撃った瞬間に、キャメルの服に仕掛けられた「ハンチング帽の血が出る仕掛け」を撃ち抜いたんでしょうね…
では、キャンティに撃たれたキャメルは大丈夫なのか!?
撃たれるキャメルといえば、『異次元の狙撃手』を思い出しますが、あの時はきちんと防弾チョッキを着ていましたね。
今回は着ていない?みたいなので、もしかすると、防弾チョッキの代わりになるものを身につけているのでは…
ヒントは「コピー機」。
コピー機の中にはコピー用紙が入っているので、コピー用紙の束を使えば、防弾チョッキの代わりになるのかもしれないですね。
そもそもジンが「頭」を狙わなかったのは、キャメルの顔を確認したかったから。コナンと赤井は頭ではなく胸を狙うことも読んでいそうです。
これでキャメルが無事だという可能性が出てきたので一安心。
そうそうコナン達がいる「なみかぜ公園」は、「うみかぜ公園」が元ネタでしょうね。写真を調べてみたらそっくりな場所でした。
☆☆☆
●土遁の術
では今回の話の冒頭を改めて振り返ってみると、
まず赤井はコーヒー豆の麻袋を使って土に潜る作戦を提案。
「土遁(どとん)の術だね!!」と言うコナン。
このセリフを見て、青山先生の前作『YAIBA』を思い出した人がいたら嬉しいですね(笑)
刃が土遁の術を使う場面がありまして……懐かしいです。
そしてコーヒー豆に足を滑らせるウォッカ(笑)
いや、これはウォッカにしかできないですね。ジンがコーヒー豆に足を滑らせるところなんて見たくないですし…(笑)
「ズデン」という効果音がちょっとかわいい。
麻袋がなくなったことに気付くジンもやはり勘が鋭い…
しかし、その先を行くのがRUM。
森を燃やす作戦ってなかなか豪快ですよねぇ…
☆☆☆
●ふざけた名前
そんなRUMに関する新情報!
ウォッカはRUMのことを「RUMの旦那」って呼んでいるんですね(笑)
RUMの姿が大男や老人だとか言われているのは、RUM本人が流した「偽情報(ブラフ)」。確かなのは義眼のみ。
灰原が言っていたことは大体合っていましたね。
ジンはRUMに会ったことある上、どこで何をやっているのかも知っているとか。やはり、ジンだけは別格といった感じですね。
しかし、ウォッカ…捜索中とはいえ、喋りすぎでは(笑)
そんなうっかりなところもウォッカらしいと言うべきか… この会話、RUMにも筒抜けだったら大変ですね。
ウォッカ「顔を変えて… ふざけた名前を名乗ってるって…」
顔を変えると言っても、ベルモットの協力なしには変えられそうにないですし、簡単な変装でしょうか。
「ふざけた名前」を名乗っている…
まず思い浮かんだのが「若狭留美」先生。
若さを留める美しさ…と妙に洒落た名前なので、ジンにとってはふざけた名前かもしれません。
若狭留美の留美(RUMI)にもしっかり「RUM」が入っているのもポイント。
そういえば、若狭先生が載った新聞記事を見た脇田兼則が「トンチが効いてる」と言っていましたね。
しかし若狭先生はRUMではなく、浅香だと個人的には思っているので、違いますね。
となると、やはり脇田でしょうか…
色んなところでこの推理を見かけますが、
脇田兼則 = WAKITA KANENORI を並べ替えると、
TOKI WA KANE NARI
時は金なり… タイムイズマネー
RUMは口癖が「タイムイズマネー」みたいなので、ジンにとっては「ふざけた名前」ともいえますね(笑)
RUMの指示通りに森に火をつけたら、キャメルが逃げ出してきたのを見て、
「またもRUMの言った通りですぜ!」と嬉しそうに言うウォッカ。
そんなウォッカに、「いちいち誉めるな…」とちょっと嫉妬している様子のジン。
あまりにもRUMの言う通りにうまく行きすぎているので、ジンもちょっと不満みたいですね。
しかも相棒的な存在のウォッカにRUMのことを誉められたら、ジン的にも嬉しくはないでしょうね…
ちょっとジンのかわいい一面ではありますが(笑)
さてさて、さて、キャメルは無事なのか!? 大丈夫なはず! 楽しみにしたいと思います。
週刊少年サンデー 2021年1号(2020年12月2日発売) [雑誌]
- 発売日: 2020/12/02
- メディア: Kindle版