コナンめも日和

「名探偵コナン」についてサンデー中心に書いています。

警察学校編 CASE.2 傍若無人

名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』

原作:青山剛昌/作画:新井隆広


警察学校編第2話!

タイトルは四字熟語でまとめているみたいですね。

今回は新井先生によるサンデーの表紙!

拳銃を入念にチェックする松田と、そんな松田を見ている降谷。

新井先生のTwitterによると、背景の桜はデザイナーさんによるもので、
実に美しい表紙に仕上がっています。


巻頭には警察学校の秘密特集も載っていますし、警察学校編をよりいっそう盛り上げようという勢いを感じます。喋るRX-7の全サも始まりましたし…(笑)


扉は松田と降谷。

ゼロティと同じようなデザインなので、ここは新井先生が自由に描いている感じですね。


☆☆☆

資料室で調べものをしている降谷。

どうやら松田の父親は昔殺人容疑で逮捕されていたことが判明する。

しかしそれは誤認逮捕で、その事件がきっかけで松田は警察を恨んでいるのではないかと降谷は推測。

拳銃訓練中の5人。

なかなか真ん中に当たらない松田は、銃に不具合があるのではないと思い、銃を分解。

銃弾が一発行方不明だとわかり、騒動になる中、屋根の補修工事の業者がやってくる。

突然、屋根から異音がしてーー⁉


☆☆☆


ほのぼの、シリアス、急展開


安定の青山先生によるコマ割り。

事件も何も起こらない話かと思いきや、最後の最後で事件発生しましたね…

天井から命綱をつけた業者が降ってきて、助けようとした鬼塚教場の首がしまってしまうという大事件。

来週、教場を5人が連携プレーで助けて、5人のことを少し見直す的な展開になりそうですね。

行方不明の銃弾も気になりますし、まさか誰かが拳銃で命綱を撃ち抜く…という話に⁉


個人的に嬉しかったのは、警察学校時代の小五郎の話が出てきたことですね。

小五郎が射撃の名人だというのは有名ですが、この頃からその腕を発揮していたとは。

小五郎が警察官をやめて、探偵事務所を開いたのは10年前なので、7年前の今回の話とも矛盾しませんし。




●松田の過去

プロボクサーの父親がいるのは前回明かされましたが、まさかの誤認逮捕。

松田と仲が良い萩原もそのことを知っている…松田と萩原はホントにいつからの知り合いなんでしょうね。

しかもそんなに警察を恨んでいる松田が、なぜ警察官になりたいのかーーそれを萩原が知らないというのは驚きでしたね。

いやいや、さすがに謎ですね。

萩原なら知っていると思っていました。

まぁ萩原もなぜ警察官になりたいのか謎ですが(笑)

少年時代の松田は、降谷と同じく絆創膏少年。

まさに似た者同士な感じで可愛いですね。


景光の過去

景光が資料室で調べていたのは、「長野一家死傷事件」

前回景光の夢で出てきた暗い過去…

今週も読者の心をグサリとえぐってくる感じですね…

死傷事件ということは、両親が殺されて誰かがケガをしたということに。

兄の高明か、弟の景光か…

一体何があったのかも明かされるのは「諸伏編」になりそうな予感。


●拳銃訓練

降谷は片手撃ちで命中。

両手撃ちと片手撃ちなど色々と撃ち方があるみたいですが、降谷の拳銃の腕前は優秀みたいですね。

そして、分解魔な松田。

拳銃をバラバラに分解してしまいました。

「陣平ちゃんは分解魔」とさらりと萩原は言ってましたが、「ガキの頃から」とあるように、松田と萩原は幼なじみといったところでしょうか。

みんなのお父さん的存在な伊達も、今回も安定のフォローに回っていました。

松田が銃弾をくすねていないことを知った上で、「真犯人をあぶり出して、自首させてやる」と少し怖い一面も。


さて、来週は松田が警察官を目指す理由が、彼の口から明かされるんでしょうか…

そして5人は鬼塚を救出できるのでしょうか…

テンポよく話が進みましたが、警察学校編もゼロティと同じく12ページが基本のようですね。

来週が楽しみですね。