名探偵コナン 警察学校編 CASE.4 質実剛健
週刊少年サンデー 2020年10号掲載。
警察学校編「伊達編」開幕!
表紙は新井先生描き下ろしの伊達&松田&降谷!
前回は松田&降谷だったので、どんどん人数が増えていくんでしょうか。
扉絵は、伊達と背を比べるジト目な松田。伊達は5人の中で一番背が高いですからね…(笑)
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掃除している鬼塚教場の5人。
すっかり仲良くなった降谷と松田。
伊達は何かと降谷をかばう様子を見せ、「降谷ちゃんのこと好きなんじゃ」と疑惑を持つ萩原。
しかし伊達にはナタリーという恋人がおり、その日の夜も彼女と電話する。
逮捕術の訓練の際、両親を殺した犯人の手がかりを見つける景光。
伊達は降谷と対決の際、攻撃を躊躇する降谷に対して「誰よりも強くなければ…正義は遂行できねぇんだよ‼」と言い放つーー
☆☆☆
今回も色んな要素が盛り盛りでした。
●松田陣平
すっかり降谷と仲良しに。「返してく零!」「つまらん2点!」
このギャグっぽい言い回しは今後もありそうですね。
あまりの仲良しっぷりに萩原もちょっとジェラシー感じるほどに。
●萩原研二
そんな萩原は今回「女と車の扱いなら負けねぇ」と宣言。
今まで女好きな一面を見せてきた萩原ですが、実は車も好きだったと判明。
今後「萩原編」でその秘密が明かされそうですね。
●諸伏景光
一方ヒロも今回新たな局面を迎えました。
松田がゴブレットのタトゥーを入れた男を見たと発言。
ヒロはその男が両親を殺した犯人ではないかと思い、松田が目撃したというバイク店の情報を聞き出そうとする。
今回もヒロはなかなか暗い過去を引きずっている感じですよね…
●伊達航
さて、今回のメインは伊達さん。
伊達の恋人、ナタリー・来間さんも登場しましたね。
ナタリーさんとの関係は、警察学校に入る前からあったみたいですが、大学生の時にでも知り合ったんでしょうか。
そのナタリーさん、6年後に伊達さんが交通事故死した後に自殺してしまうんですよね… そして彼女の両親も遺体を引き取りに行く途中で交通事故死…
さらに彼女の英会話教室の先生が高木刑事を拉致してしまい、その先生も自殺…と負の連鎖が続くことに。
詳しくは76~77巻に収録されている『命を賭けた恋愛中継』に掲載。
ナタリーさんも伊達さんも幸せになってほしかったですね…
ナタリーさんの後ろに写真立てと線香が置いてありますが、誰の写真が飾ってあるのかちょっと気になりました。
さらに今回のキーポイントとなるのは、伊達の父親。
「凶悪犯に情けなんて通用しねぇ…」
「待っているのは親父のような最悪の結末だけ…」
伊達の父親は警察官でしたが、とある事情があって辞職したというのは以前描かれていました。
ただ何があったのか、なぜ伊達は父親の辞職を引きずっているのか、なぜ警察官になろうと思ったのかは描かれていません。
それが今回描かれることになりそうですね!
やはり父親が犯人に騙されて返り討ちに遭ってしまい、その結果警察官を辞めることになってしまったといったところでしょうか…
そんな父親にはなるまいと決めて、伊達は警察官を目指したのかもしれないですね。
班長でみんなの頼れる父親的な存在の伊達にどんな過去があったのか…
高木刑事に渡した手帳に繋がる話は出てくるのかも楽しみです。