名探偵コナン 警察学校編 CASE.5 殷鑑不遠
週刊少年サンデー2020年11号掲載。
警察学校編 伊達編 第2話!
サブタイトルは「殷鑑不遠(いんかんふえん)」
印鑑増えん… と嘆いている人ではなく、
「失敗の戒めになるものは、身近なことにあるということ」
といった意味があるみたいですね。
伊達さんにとって、警察学校のメンバーはそんなことを気付かせてくれる仲間なのかもしれません。
扉はトレーニング中の伊達。
☆☆☆
昼間の伊達の言葉を気にしている降谷のもとへ、諸伏が松田と萩原とともに外へ出かけることを伝えにやってくる。
後から遅れて外出した降谷は、偶然伊達に鉢合わせる。
伊達は降谷に昼間のことを謝りつつ、自らの父親のことを話し出す。
交番勤務の警察官だった父親と、昔訪れたコンビニで強盗が発生。
犯人に土下座する情けない父親の姿。さらに犯人に木刀を何度も振り下ろされ、1年間入院の末、警察官を辞めることに…
そんな話をしながら訪れたコンビニで、強盗が発生!
一方、松田たちはゴブレットのタトゥー男についてバイク店で聞き込み。
そんな中、萩原が昔コンビニで見たて出来事を思い出す。
コンビニでは、強盗の仲間が続々と現れてーー⁉
☆☆☆
伊達編は平穏な感じで話が進むのかと思いきや、事件発生しましたね。
降谷さんは数年後、火傷した赤井に変装した時も偶然銀行強盗に巻き込まれていますし。
やはり彼らと事件は切っても切れない関係。
●松田&萩原&景光
今回は珍しく、この3人が一緒に行動。
景光の両親を襲ったと思われる、ゴブレットのタトゥーをした人物に関する情報集め。
やはり、景光編に向けてあの事件の詳細が判明していくのかもしれないですね…
喧嘩っ早い松田に、バイクに興味津々な萩原。その人物を捜している理由を聞かれて怯える景光。
そして萩原が子どもの頃、偶然伊達とその父親をコンビニで見かけたという話。そんな偶然ってあるものなのかと突っ込みたくもなりますが、次回にどう繋がってくるのか楽しみです。
●伊達の父親
今回警察官だった伊達の父親について色々と分かりましたね。
ヒョロっとして見た目は弱そうで、強そうに見せるためにいつも爪楊枝をくわえていたこと。
コンビニで強盗に遭ったときも、土下座して犯人に懇願する情けない姿。
犯人に木刀で殴られたことによるケガで入院し、その後警察官を辞めることに。
伊達の父親ということで、がっしりしたイメージがあったのですが、実際はその逆…そんな父親にはなるまいという強い思いが伊達にはあったんですね…
●コンビニ強盗に巻き込まれた降谷と伊達
スマホを強盗に回収され、身動きが取れない中、
伊達は降谷に強盗を制圧しようと提案する。
しかし、2人だと思った強盗が、店員も含めて5人に。絶体絶命のピンチに降谷と伊達はどう立ち向かうのか…
そして犯人の狙いは何なのか。伊達編も急展開を迎えましたね。
この強盗がきっかけで、伊達は父親に対する思いが変わるのかもしれません。
そして、降谷が買おうと思っていた「歯みがき粉」が、強盗を制圧する鍵にもなりそうですね。
次号が楽しみです!
そしてその次の号から原作も連載再開ですね!