ゼロの日常 TIME.12 こちらキャメル
今週のゼロの日常(ティータイム)!!
サブタイトルからネタバレしていますが、
先週の告知で書かれいた「FBIのあの人」とは…
キャメルでした(笑)
おそらく8割くらいの人が沖矢(赤井)と予想していたかも?しれませんが、
ちょっと意外なキャラの登場になりました。
そして先週は風見の独白がメインでしたが、今週はキャメルの独白がメイン。
なんとなく今後はキャラの独白+安室という連載形式になる予感がしますが、
実は今回も青山先生がプロットにに関わっているそうで。
青山先生自身こういう独白形式が好きなのかもしれません(笑)
不機嫌な安室さんがキャメルの前に…
ポアロでここまで露骨に不機嫌な表情をする安室さんって、初めて見たかも。
普通ポアロには梓さんもいて、他のお客さんもいるんですが、
今回は誰もおらず、安室さんだけなのも影響しているのかも?
キャメルの脳裏をよぎったのは、『緋色の序章』の出来事。
原作84巻に収録。
あの「緋色シリーズ」のプロローグ的ポジションの話ですが、キャメルにとっては安室に怖い顔され、ベルモットに騙され、良い思い出で はないかも…
被害者の依頼を受けた探偵として登場し、異様にFBIのことを嫌っていた男としてキャメルは記憶しているのかもしれません。
キャメルは、安室のことを組織に潜入している公安だと認識しているのかどうか微妙ですが、
一応スピンオフなのでそのあたりは深く考えないようにしておきます(笑)
ポアロで安室が働いていることも知らなかったみたいですし。
「ご注文がないのなら、とっとと出て行ってくれませんかねぇ? このポアロから!」
完全に「僕の日本」パロディですが、これもスピンオフならではの遊び…
このセリフ、色んなパロディが作れるのである意味便利ですね。
アメリカンを注文して、豆知識を披露するキャメル。
「よく勉強していらっしゃるようですね… FBI…」
これも「それだけか? それだけなのか FBI」を意識したセリフ回し。
この時の安室の表情は、青山先生が赤ペンで直したコマ。
下からのアングルで、高圧的な印象になるように描き直したみたいですが、それだけで随分印象が変わりますね。
マカロニグラタンは時間がかかるからと、ハムサンドを注文。
キャメルはハムサンドの「隠し味」に気付いた模様…
『安室に忍びよる影』では、丁寧に隠し味まで説明していた安室さんですが、今回はそんな様子もなく、早く出ていってほしいのかキャメルに何度も質問攻め。
「まったく欧米人はのん気でうらやましい…
人生の半分がティータイムのようだ…」
極めつけはこのセリフ。
もうこのセリフを安室に言わせるために、キャメルを登場させたのかもしれない…と思ってしまいました。
このスピンオフのタイトル『ゼロの日常(ティータイム)』にも掛けていますし。
「最低の店員」がいるポアロを出ていくキャメル。
店の外では花火大会のために人がごった返しており、交通規制も行われるとのことで、急いで駐車場から車を出すキャメル。
「まさか…こうなることを見越して…」
安室の真の目論見は分かりませんが、ずっと窓のそばで外を見ていたところをみると、
キャメルに花火大会前に車を出させるために店を追い出したというのは本当みたいですね。
ラストは「最低の店員」安室透に、心の中で礼をするキャメル。
嫌な気分で幕開けかと思いきや、最後はスッキリと…(少し小言を言いつつも)
気になるところは色々とありますが、たまにはこういう話もいいかも…と思いました。
安室の飼い犬になった「ハロ」が全く登場しませんが、
今週も安室のアパートで留守番中でしょうか。
今後のハロの動向にも注目。
来週はまたしても表紙&巻頭カラーでポアロのお話。
来週1巻がいよいよ発売なので、サンデー的にも力を入れたいところなんでしょうね。
今週のサンデー104ページには、『ゼロの日常』1巻の広告が見開きで大きく載っていますし。
思いっきり遊んでいる広告(笑)
愛の五七五…なんかもう色んな意味で意味でひどい(褒めてる)ですが、
ターゲット層をまさに狙い打ちしている広告!な気がしました(笑)
そして
さらに
ついに…
来週のサンデーには「2大特報」が!!!!!
青山剛昌描き下ろし「警察学校編」ティザーピンナップ!
『ゼロの日常』衝撃の新章構想独占情報!
「警察学校編」といえば、やっぱり安室含むあの5人の警察学校時代のことですよね…
コナンカフェであの5人が描かれてからというもの、TVシリーズのED映像にも登場するくらいなので、
何かあるなと思っていましたが、そう来ましたか…!
以前デッキブラシの5人が描かれると青山先生からメッセージがあったので、
そのイラストがついに披露されるんですね!
警察学校「編」のイラストが描かれる、しかもティザーのイラストなので、どこかで「警察学校編」が始まることを意味している訳ですが、
原作か『ゼロの日常』のどちらか…になりますね。
ただしこれは『ゼロの日常』の特報なので、普通に考えれば、
「警察学校編」が始まるのはスピンオフの方か。
青山先生はそれを記念して描き下ろしのイラストを描いたことになりますね。
原作で「警察学校編」をするにしても、コナンを絡める必要がありますし、
原作ならこの間のエレーナと安室の回想のように、
わざわざ「編」をつけるほどのボリュームにはならないはずですし…
しかし、今後伊達刑事の手帳やスコッチの名前など重要なポイントになりそうなところは原作でも描かれそうなので、
警察学校関連が原作で触れずにいるというのもなさそうな気がします。
それなら、
新章構想=警察学校編
という予告から完全にネタバレになっているのも気になりますが、本当のところ、どうなのかは来週のサンデーを見てみないとなんともいえないところ。
来週のサンデーとともに、ゼロティ1巻も楽しみです♪