青山剛昌描き下ろし「警察学校編」ピンナップ
今週の『ゼロの日常』は、2週間ぶりの表紙&巻頭カラー!
ポアロな安室さんがメニューを抱えています。
オススメメニューは、カラスミパスタにハムサンドに半熟ケーキ。
どれもTVシリーズやスピンオフで登場したメニューですね。
短い間に2回表紙になり、増刊号のサンデーSでも4ヶ月連続で表紙になっているので、
編集部としての安室推しっぷりが分かりますねー
ついに1巻も発売しましたので、ますます気合いが入るといったところかも。
そして…表紙をめくると、青山先生が描き下ろしたピンナップが!
5本のデッキブラシ。
ティザー。
「警察学校編」
降谷零、松田陣平、萩原研二、伊達航、景光(スコッチ)
これは、安室透の若かりし日の姿ーー!?
事前に告知されていた通りですが、こうしてピンナップになってサンデーに載っているのを見ると、
不思議と謎の安心感と感動を覚えますね。
青山先生の手によって、彼らが5人同時に描かれたのは、コナンカフェのパネルだけだったので。
こうして描かれたものがピンナップになり、書店やコンビニなどで並べられるのもやっぱりいいですね…
降谷零以外の4人は、風呂掃除中に居眠り、それを降谷が見ているという構図。
青山先生は、ほっこりするかも的な発言がありましたが、個人的にはこの1枚で5人の関係性を表現していてさすがだな、と感じました。
死んでいる人間がまさに死んでいるように眠り、それを今生きている降谷零が見ている構図。
謎多きスコッチ。
服に付けている名札。
伊達と松田は見えているが、スコッチはあえて見えないような位置に描かれているのも、「まだスコッチの名字を明かさないぞ」という青山先生の思いを感じました。
松田の顔と手に絆創膏が貼られているのも、松田の警察学校時代のヤンチャ具合をうかがえていいですね(笑)
髪型からも ちょっと快斗っぽさを感じていましたが、実際そんな感じだったのかも。
萩原の横顔。
コナンカフェの時と同じく、萩原に関しては横顔しか描かれていないので、いつか正面から見た萩原も青山先生に描いてほしいです。
皆の中心には伊達。
高木刑事の教育係の印象が強いですが、もしかすると5人の中ではお父さん的なポジションにいたのかもしれないですね…
そして4人を見ている降谷。
当然なんですが、今よりも若く描かれています(笑)
今でもかなり若くて、高校生かと思ってしまう安室さんですが、
今回のティザーは中学生なのでは…と思ってしまいました(笑)
そんな5人の警察学校のお話が、公式スピンオフ『ゼロの日常』で描かれることが決定しました!
先週の予告の段階でネタバレしていたようなものですが、ついに正式に告知されました。
「原作 青山剛昌」と書かれているのもポイント。
今まで「原案協力」というポジションでしたが、ついに「原作」に…
(もしかすると、このピンナップのことを言っているのかもしれませんが…)
青山先生の負担が大きそうな気がしますが、これは青山先生にしか描けない話。
今のゼロティ以上に、青山先生の影響が大きくなりそうな気がします。
最近青山先生のプロットで話が動いていたのは、ネタ切れ防止の意味合いもありますが、
この「警察学校編」を描くための準備だったのかもしれません。
しかしそうなると、より原作を描く時間がとれなくなり、一体原作はどうなってしまうのか…という不安も生まれます。
8月29日の原作連載再開で、キッドが描かれるという話。
安室と赤井と工藤夫妻とのお茶会がいつ描かれるのか謎のままで不安も残ります。
キッド編もおそらく3~4話で、その後にスピンオフで「警察学校編」がスタートするという流れでしょうか…
「警察学校編」と聞いて、描き下ろしピンナップを見て、
ドキドキワクワクしつつも、心の中では色んな不安が渦巻いているのが実情かも…
青山先生が作画以外全てに関わっていることになるのか?
実際どんな警察学校時代が描かれるのか?
同期といっても、彼らの年齢はどうなっているのか?
描き下ろしピンナップを眺めながら、今後の原作とスピンオフの展開を楽しみにしたいと思います。