FILE1011 あの女性の記憶
今週の付録は「ゼロの書」!
青山先生と立川監督も収録して、ネタバレ満載なミニブック。
そして、今週号は…
まさかの、エレーナと宮野厚司の顔が判明…!?
一番にそれが衝撃でした。
さらに安室透がハーフであることも判明!
組織の「あの方」の名前が明らかになりましたが、組織の名前も「烏丸グループ」なのでは…という疑問も。
そうそう安室さんがエレーナのことを「あの女性(ひと)」と呼ぶのは、シャーロック・ホームズがアイリーン・アドラーを「あの女性(ひと)」と呼ぶことが元ネタですね。
エレーナも読み方を変えると「アイリーン」になるのも、有名な話ですし。
それにしても、その他 情報量が多過ぎて未だ混乱状態。
博士の回想の中でも今まで頑なに姿を見せなかった宮野博士。
メガネが反射して毎回顔がはっきり見えなかったエレーナでしたが、回想でここまで明らかになったのは意外でした。
そして安室さんとエレーナの関係も明らかになりました。
宮野医院。
エレーナは医師、29歳。
厚司は医師であり、科学者。32歳。
このあたり、実際のところ何年前の話になるのか 安室さんの回想では明確に示されていないのではっきりとは分からないのですが…
そこで、41巻の「出島デザイン事務所」の話に宮野家の情報が出ているので、
久々に41巻を引っ張り出してみました。
・出島壮平 54歳
・宮野博士の幼なじみで同級生
・30年前に宮野博士の実家を借り受ける
・その後、自分の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究施設に行く
・20年ぐらい前、宮野博士とエレーナ、4~5歳くらいの明美が出島デザイン事務所を訪れる
・この前明美が出島デザイン事務所にエレーナのテープを隠しに訪れる
…といった感じなんですが、ここで少し疑問が。
幼なじみで同級生の出島社長は54歳
宮野博士が42歳なので、これは22年前の出来事。
30年前に大きなスポンサーに行く話があったのにも関わらず、
22年前には宮野医院を経営し、この時「烏丸グループ」に移る話が出ること…
30年前の話は一体何だったのか。
今回の回想ではエレーナが「こんな町医者」と発言しているように、宮野医院は大きな研究施設でもないようですし、色々と気になる点が多い印象。
この回想の後に、おそらく宮野博士が烏丸グループに移ることを決意、エレーナが志保を出産ということになるんでしょうか。
ただ22年前の時点でエレーナが志保を妊娠していたとなると、志保の年齢が18歳ということにも疑問が生じますし…
明美さんはこの時3~4歳、安室さんは7歳くらいということで、安室さんの方が年上なのは確定みたいですね。
このあたりのあやふやな時系列は気になりますが、
エレーナは「ハーフ」で、「姉」がいることは確定。
そのお姉さんはおそらく赤井秀一と世良真純の母・メアリー世良になるんでしょうね…
メアリーがハーフだとすると、赤井務武は日本人なので、赤井秀一、世良真純はクォーターということに。
クォーターでFBI捜査官の赤井秀一。
ハーフで公安警察官の安室透。
何度か宮野医院に来ているところを見ると、安室さんと明美さんは幼なじみということに。
赤井さんは組織に潜入する際、明美さんと恋人関係になるのですが、
この約20年前に幼い頃に安室さんとも接点があったとはなかなかに複雑な人間関係…(笑)
それにしても安室さん、裏切りシリーズの時も「胸ポケットに携帯」でスコッチのことを思い浮かべましたが、
今回は「赤い血」「怪我」でエレーナを思い出したんですね…
「赤い血」で赤井秀一のことを思い出すんじゃないかと思ってしまいましたが、さすがにそれはなかった模様。
そして今回の事件も赤い血…つまり「血縁関係」がキーワードになるみたいですね。
諸岡さんが20代の頃、駆け落ちして4年くらい鳥取で暮らしていた話。
有里さんの田舎も鳥取。
おそらく諸岡さんと有里さんは親子。
有里さんは25歳なので、ちょうど諸岡さんが25歳の頃に生まれた子供…と考えれば納得がいきますね。
玉子焼きにソースも、諸岡さんのクセが移ったということに。
親子だとは知らなかった犯人…執事の深町さんが、勘違いして殺そうとしてしまったのかも。
スマホで警報を鳴らした後、毒を混入させたのは、シリーズ1話13ページの1コマ目の深町さんを見れば、懐に手を入れているので分かりますが…
有里さんがどのグラスを持っていたのかどうやって判別したのか?
作中にあるように、有里さんの付け爪を見ることで判断したんでしょう。
現に深町さんはスマホを持っていますし、スマホのカメラに入っている望遠機能を使えば、付け爪で有里さんのグラスを判別することは可能?
今回は合併号なので、一体どんな真相が待っているのかは2週間後に。
楽しみです。