FILE1035 堆黒盆
1ヶ月ぶり連載再開!
表紙はコナンと世良と沖矢!
世良が自分のバイクのヘルメットをコナンにかぶせてニヤリとしつつ、そんな光景を沖矢が片目を開けながらのほほんと見ている構図ですね。
妹の様子を気にかけている兄。
赤井秀一と世良真純…赤井兄妹のほのぼのとした日常が描かれた表紙になっていますね。
原作でもアニメでも、沖矢と世良はあまり絡みがありませんでしたし、今回本格的に絡む話に。
しかも沖矢と世良は単行本の鍵穴以外でカラーイラストが描かれなかったので、記念すべきサンデー初表紙ということになりますね!
本編は今回も小ネタがたくさん入っていた気がします。
☆☆☆
そうそう今週のサンデーには、コナンの墨絵記事が載っていました。
青山先生のコメントもさりげなく掲載されていて、ニヤリとしてしまいました。
さらにサンデー文化祭の記事も!
青山先生と新井先生、かんば先生によるトリプルフェイス色紙。
噂には聞いていましたが、青山先生が安室透、新井先生が降谷零、かんば先生がバーボンを描いていてかなり豪華な色紙になっています。
サンデー文化祭…参加してみたいですねぇ(笑)
☆☆☆
阿笠博士の伯父 栗介の家から発見された年代物の小皿。
知り合いの鑑定士に依頼し、その結果を取りに行くことになったコナン達。
チェリーのお裾分けで博士を訪れた昴、さらに家の前で見張っていた世良、さらに灰原も一緒に鑑定士の家へ行くことに。
しかし、鑑定士は何者かにより殺害され、彼の元には、珍しい堆黒盆の鑑定を依頼した3人訪れておりーー⁉
☆☆☆
阿笠栗介と定子。
12巻『月と星と太陽の暗号』に登場した阿笠博士の伯父の話が急に出てきたので驚きました。
この間の『マリアちゃんをさがせ!』にも探偵団がその話を思い出していましたが、こう頻繁に出てくると何かあるんじゃないかと思ってしまいます…
原作では、灰原が転校してくる前の話。しかし、アニメは転校後に放送されたので、原作とは少し話の設定が変わっているのがポイント。
ただ『マリアちゃんをさがせ!』が放送された際、原作通り「灰原が転校してくる前」というセリフになっていたので、今回の話がアニメ化されるときもそのまま放送されそうな気がします。
阿笠栗介と定子は、アガサ・クリスティが名前の元ネタ…ですが、わざわざ50年前に亡くなったことに触れたりと「烏丸蓮耶」との関わりを推測してしまいますね。
果たしてどうなんでしょうか(笑)
その別荘で発見した木の板の中から年代物の小皿を発見。木の箱のサインに「零」と書かれているように見えますが、「栗介」ですよね…
その小皿…もしかして、「烏丸蓮耶」の紋章がさりげなく彫られているなんてこと、ありませんか?
そうそうコナンが言っている「ペルシャ絨毯」の話は、『博士の動画サイト』のことですね。
☆☆☆
ドラマ撮影事件の時から、コナンの他にも幼児化した人物がいるのではないかと睨み、灰原に目をつけた世良。
もうすでに世良にとってコナン=新一は確定しているみたいですね(笑)
灰原が焦るのは当然として、本当に灰原最近コナンに対して怒ってばかりな印象…この間の新一騒動に続き、一体何してくれちゃってるのよという感じ。
昴が阿笠邸を訪れたのを便乗して、灰原と一緒に留守番しようとしたり、「哀」の名前の由来について聞いたり、色々と聞き出そうとする世良。
これが噂されていた灰原と世良の「オオカミ対決」なのかどうか分かりませんが、薬について聞かれてうっかり灰原も何か答えてしまいそうですね。
しかし思っていたよりギスギスはしていない感じで、今後どういうやりとりが見れるのか楽しみです。
☆☆☆
沖矢昴のお裾分け
チャイム5回鳴らして、チェリーをお裾分けに沖矢昴登場(笑)
いつも無断で阿笠邸にやってくるのに、今回は律儀にチャイム鳴らして、さらに煮込み料理ではなく知り合いから貰った「チェリー」をお裾分けに…
いつもシチューやカレー、肉じゃがを灰原に煮込まれていないとつっこまれるのがお決まりのパターンでしたが、昴も勉強したのか煮込まなくてもよいものに(笑)
工藤邸には工藤夫妻が戻っているので、もしや有希子の入れ知恵でチェリーをお裾分けすることになったのかもしれませんね。
阿笠邸の門の前にいたヘルメットの人物をズバリ「女の子」と言ったのも、兄だから。
いつも男に間違われた世良ですが、やはり今回はさすがに間違われることはなかったですね(笑)
そして何やら赤井には世良に聞いておきたいことがあるそうで。
それはやはり…メアリーのことでしょうか…
赤井は次男の秀𠮷とは連絡をとっているようですが、母親のメアリーとは連絡をとってなさそうですし。
そのあたりの動向も気になりますね。
☆☆☆
堆黒盆
TVのお宝番組で1億円の値がついたという中国の漆芸品。
このお宝番組というのは、「開運なんでも鑑定団」
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/smp/kaiun_db/otakara/20100831/03.html
公式サイトにも載っていますが、本当に1億円の値がついたみたいです。2010年の話なので、9年前…
3人が鑑定士に堆黒盆の鑑定を依頼し、1つは本物、残る2つは贋物だったということで、その解説を博士と一緒に見に行くことに。
鑑定士の西津法玄は、博士の発明品の補聴器「聞こエンジェル」の愛用者だったようで、
発明品がきっかけで知り合ったみたいですね。
しかし、西津は何者かにより薙刀で殺害されてしまうーー‼
博士の発明品を使っている人にまた被害者が。『17年前と同じ現場』では、音の鳴るハサミの愛用者でした。
博士は偶然現場に居合わせ、瀕死の西津が本物の堆黒盆に血を付けて倒れる。助けを呼びにいっている間、部屋に潜んでいた犯人にとどめを刺されて、堆黒盆とともに消え失せるーー
西津は犯人の名前を告げるよりも堆黒盆を守ろうとしたんですね。
コナン達が現場に集まると、例の3人が登場。
遠島 基行(とうじま もとゆき) 41
蝶野 欽治(ちょうの きんじ) 74
坂巻 鈴江(さかまき すずえ) 46
堆黒盆には西津の血と博士の指紋がついていますし、犯人は返り血を多少浴びているかもしれませんし、関係者のアリバイを調べれば、ついさっきいなかった人物が犯人になるのではーー!?
そう簡単に堆黒盆を隠せるとは思えませんし。しかし、どうなるのか分かりませんが、全4話の構成のはずなので、そう簡単にはいかなさそうな気がしますね。
来週も楽しみです!