ゼロの日常 TIME.37 構わんよ
今回は青山先生プロット回!
タイトルになっている「構わんよ」、青山先生がよく使う言い回しですね(笑)
表紙は黒帯の安室。
☆☆☆
警視庁術科センターで柔道の鍛練をしている安室と風見。
強い安室に全く歯が立たない風見に対して、安室は「片腕でやってみても…構わんよ」と一言。
後日、パレード当日に買い出しに来ていた安室と梓。
突然梓はバナナを素手で真っ二つにして、安室に渡す。
そんな中、ひったくり事件が発生し、路地裏でバナナを食べていた安室にひったくり犯が迫る!
赤ん坊が乗った乳母車のかごを奪い、安室に投げつけるがーー⁉
☆☆☆
今回もなかなかにカオスな話でしたね(笑)
やはり一番衝撃だったのは、買い出しの途中でバナナを素手で半分に割り始めた梓ですね。
そんな梓をしっかり受け流している安室もさすがというか、ちゃんと路地裏でバナナを食べているのも面白いです。
買い出ししたバナナを路上で食べるってなかなかないですよね(笑)
そしてバナナを口にくわえたまま、左腕に買い物袋をさげたまま、赤ん坊の乗ったかごを左手で受け止めた状態で、犯人を投げ飛ばすというトンデモ技を披露しました。
うん、安室さん今回もなかなか人間離れしていますね…
☆☆☆
そもそも今回の話は…
最初に警視庁術科センターで安室と風見が柔道の鍛練をしているのがすべてのきっかけ。
「片腕」でも安室は風見を倒せるという話から、最終的に犯人を片腕で倒してしまうという展開につながっている訳ですね。
そしてラストに風見が防犯カメラに映っていた一連の出来事を見て、「ホント漫画みたいだよアンタ…」とつぶやく。
噂された安室は「クシュ」とかわいいくしゃみをして幕切れ。
本当に漫画みたいな話(笑)
もしかすると、安室は防犯カメラに時分が映っていることを想定し、ひったくり犯が路地裏に来ることも想定し、わざとバナナを食べながら待ち伏せしていたのかもしれないですね。
バナナを食べていたのは、結果として「バナナの皮で滑った」という漫画みたいな話にするためでしょうけども、本当に漫画みたいな話。
赤ん坊を受け取った安室のバナナをくわえている表情と、おしゃぶりをくわえている赤ん坊の表情が同じように描かれているのもわざとですよね。
そして犯人を投げ飛ばした後に消えるバナナ…
投げた一瞬でバナナを食べてしまったんでしょうか(笑)
☆☆☆
風見の腕前
風見は安室に簡単に投げ飛ばされているものの、実はかなりのものなんだとか。
「これでよく公安が…」と安室に片腕ひねられたりもしましたが、実は風見って強かったんですね、ちょっと意外。
そういえばゼロティ2話で、風見が非常階段落ちかけたもののちゃんと戻りましたし、やはりきちんと鍛えているんでしょうね。
次回は「おかしな噂」の日常。
噂といえば、『ゼロの執行人』で安室と梓が大炎上…という話がありましたが、そのパターンでしょうか?
またしても話題を呼びそうな回になりそうですが、楽しみです。
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