コナンめも日和

「名探偵コナン」についてサンデー中心に書いています。

FILE1044 名人の目

少年サンデー2020年1号


表紙は劇場版24弾『緋色の弾丸』に合わせて、コナン&赤井、さらに秀𠮷&由美!

パーティー会場でちょっとおしゃれな雰囲気。

赤井さんはいつものニット帽を脱いで、フォーマルな服装。ニット帽なしの赤井さんは「さざ波」シリーズでも披露されましたが、あれは10年前でしかも水に濡れた状態でしたからね…

ついに現在のニット帽の下が判明しました!

いやぁ、カッコいいですね!


秀𠮷と由美はサンデーの表紙に初登場!

蝶ネクタイを由美に直してもらっている姿は微笑ましい感じでいいですね(笑)

青山先生的にもかなり気合いの入った表紙かもしれないですね。

付録の描き下ろしポスターも凄くいいですし…

毎年恒例?になっているサンデー連載陣とルーキー紹介。

ついにコナン、まじ快、ゼロの日常に続き、警察学校編も加わり、コナンワールドというか青山ワールド作品が4つになりました(笑)


さらにさらにプレゼントコーナーも赤いグッズだらけで、まさに赤井尽くしのサンデーですね。


さて、扉はコナンと容疑者が買ってきた物たち。


☆☆☆


将棋の勉強会仲間の源田の絞殺死体が発見される。

駆けつけた佐藤刑事と高木刑事は、容疑者3人に話を聞くも、外部犯でしかも連続殺人の可能性があると推理。

元々勉強会は殺された錦戸と源田、さらに鬱病になってしまった岸本、菱沼の同期の瓜生の4人がやっていた会だと判明。

瓜生祥子の兄 欣二は謎の自殺を遂げており、鬱病になった岸本に話を聞きにいこうとするものの、岸本家で火事が発生ーー

黒焦げ死体が発見される中、秀𠮷は犯人の元へーー!?


☆☆☆


●犯人のトリック


話がかなり動きましたね!

この感じですと、次回で何か手掛かりを発見して、その次で解決の4話完結ということになりそう。

まさかコナンよりも先にチュウ𠮷が犯人にたどり着くとは意外でした。

しかし単身で乗り込むとなると、犯人に捕まってしまう可能性もありますし、どんな展開になるのか楽しみですね。

おそらくチュウ𠮷は容疑者3人が買ってきたものと現場の状況をみて、アリバイトリックを見抜いてしまったということになるんでしょうか…

チュウ𠮷が現場で思わず右手を押さえてしまったのは、製氷皿、ミキサー、トースターに触れたため。

製氷皿が冷たかったか、トースターが熱かったかのどちらかでしょうか。

菱沼のぬるいコーヒー
水菜のほかほかのパン
祥子のキンキンのアイス


しかし容疑者3人とも手ぶらか小さなハンドバッグのみなので、あらかじ持ち込むことは不可能。しかも買いに行く前に冷蔵庫はチェック済み…

となると、あらかじめ祥子がアイスを冷凍庫にいれておくのは不可能。

水菜は勝又棋士の娘ということを含めても、食パン用トースターではパンを温められそうにないですし。

となると、お湯を沸かしさえできれば、あらかじめインスタントコーヒーのセットをどこかに用意しておけばいいだけの菱沼が怪しいということになりますね。


蛇口からは水道水は出ますし、どうやってお湯を沸かしたのか。

現場にあったのは、製氷皿 ミキサー トースター…
いや、本当にミキサーでしょうか⁉

ミキサーの歯がついていないですし、ミキサーの形をした湯沸しポットなのかも(笑)

チュウ𠮷はポットに思わず触れてしまい、熱いと感じ、右手を引っ込めてしまったのかもしれないですね。

まぁありえない話ですが、おそらく…(笑)


動機という点なら、兄が謎の自殺をしている祥子は犯人の可能性が高そうですね。兄を自殺に追い込んだ勉強会のメンバーを1人ずつ殺しているということになりますし。


☆☆☆


●第3の殺人


岸本棋士宅で火事が発生し、1人が遺体で発見される…

弓長警部! 久々の登場!

『燃えるテントの怪』以来でしょうか。一時期 黒の組織の人間疑惑がありましたが、もう安心して大丈夫なんですよね(笑)

遺体が岸本棋士かどうかは分かりませんが、おそらくそのはず…

火事になる前に亡くなっていたそうなので、犯人がわざわざ火事を起こしたのは、遺体の死亡推定時刻をごまかすためでしょうか。

脚が3つ切り取られた将棋盤を置くことで、3番目に殺されたと見せかけるため。犯人が自分に疑いがかからないようにする狙いがありそうですね。

そうなると、火事を起こすための自動車道発火装置なんかも現場から見つかるかも。

そしてちゃっかり火災現場にいるコナン(笑)

いつの間にかパトカーに乗り込むのは彼の常套手段ですね。


☆☆☆


●名前の元ネタ

関係者の名前が一体何に関係しているのかわからなかったんですが、どうやら「将棋の駒の書体」みたいですね。

青山先生が名前に関して森でチラッと発言されてましたね。

駒の書体は何種類もあるらしく、今回登場するキャラはその書体名が使われています。

菱沼浩輔(ひしぬま こうすけ) 「菱湖(りょうこ)」

勝又水菜(かつまた みな) 「水無瀬(みなせ)」

瓜生祥子(うりゅう しょうこ) 「昇龍(しょうりゅう)」

錦戸公春(にしきど きんはる) 「錦旗(きんき)」

源田安清(げんだ やすきよ) 「源兵衛清安(げんべえきよやす)」

岸本雄平(きしもと ゆうへい) 「淇洲(きしゅう)」

瓜生欣二(うりゅう きんじ) 「金龍(きんりゅう)」


…並べてみると壮観ですね(笑)

瓜生兄妹は、元ネタの書体が違うのに苗字は瓜生というのも面白いですし、毎回ここまで語呂合わせの名前を考えられるのもさすが青山先生。


今回現場に来たのが佐藤刑事と高木刑事というのもよかったです。

目暮&高木コンビが本当に多いので、佐藤刑事登場は嬉しい… 白鳥警部や他の地方警察も(特に横溝兄弟)登場してほしいですねぇ…

無駄話しない!と佐藤刑事に怒られる秀𠮷&由美も見られましたし(笑)


来週チュウ𠮷は犯人と対決…どうなるんでしょうか、楽しみです♪


週刊少年サンデー 2020年1号(2019年12月4日発売) [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: Kindle