ゼロの日常 TIME.33 それにしては
ゼロティ 安室のファッション回 解決編!
公式アカウントで明かされましたが、今回と前回は青山先生のプロットだそうで。
以前インタビューでも触れていたように、風見関係の話は青山先生が考えていることが多いみたいですね。
しかも先生のプロット回は前後編になることが多く、毎回前編の引きに力を入れているのが伝わってきます。
基本的には、年下上司と年上部下のコメディ的な話。
風見の振り回されっぷりが見所な話が多いですね(笑)
☆☆☆
早朝 安室はアパートでシャワーを浴びていると、
潜入先の服を持ってきた風見がやってくる。
風見は洗面所で何者かの髪の毛を発見し、安室が女性を連れ込んだのではないかと妄想…
しかしそんな風見に対して、安室は洗面所で何をしていたのかを話し始めてーー⁉
☆☆☆
冒頭のシャワーシーンからヘアピンをつけて自分の髪を切る安室まで、今回は安室のサービス満載な回でしたね。
そして相変わらずハロも可愛かったです。
未だにハロを「ワンちゃん」と呼んでいる風見(笑)
安室に抱えられているハロ、風見の想像でどや顔なハロ、お手しているハロ、洗面所まで来ているハロ、少し困り顔なハロ
…と隙あればハロを描いているところを見ると、本当に新井先生がハロ大好きなんだなと感じます。
洗面所の歯ブラシ2本、ヘアピン、髪の毛や化粧落とし(クレンジング)を見て、色々な想像を巡らす風見は スマホゲーム回を思わせるほどシュールでした。
梓からハロ、緑に彩代まで… この間の野球回に繋がる展開はちょっと面白かったです。
あの野球回も青山先生のプロットでしたね。
☆☆☆
洗面所に化粧落としがあった真相は、黒ずくめの女 ベルモットに変装させてもらっていた時に使っていたから。
ここで久々に「バーボン」要素を入れてくるのはさすがだと思いました。
安室がまだ正式に登場していなかった頃、火傷した赤井に変装してジョディ先生の前に現れていた時がありました。
そして『ジョディの追憶とお花見の罠』でも、とある男に変装していたのですが、今回はその後日談…ということですね。
8ページ目で安室が片付けている服がその時変装していた服みたいですし。
ただ風見には「バーボン」としての安室は秘密。
洗面所にヘアピンがあったのは、散髪の時に髪を留めて切っていたから。
安室さん、自分で髪を切っているのは意外でした(笑)
まぁコナン界の髪事情に突っ込むのは無謀かもしれませんが、安室の髪型は子どもの時からなので、もしかしたら昔から自分で切っていたのかもしれないですね。
何だかんだ話が動きつつも、ラストはファッションの話へ。
領収書も出していましたし、やっぱり安室の潜入先の服は我々の血税…税金によって支払われていた訳ですね。
ーーまぁ、服は地味で安価な物で構わんよ!
ーー大切な血税だからな…
この言い回し、非常に青山先生チックというか先生らしさがにじみ出ている台詞だと感じたのは自分だけでしょうか…
ラストの「買い直して来い」はちょっと強引ながらも、年下上司と年上部下のコメディなのでこういうオチもありなのかも。
とまぁ色々と気になる部分はありつつも、青山先生にとっての「風見とは何者か」がよく分かる回だったなと思いました。
次号は「あの大柄な男」が再登場!
その男とは、FBI捜査官のキャメルでしょうね(笑)
ポアロにまたしても立ち寄って、不機嫌な安室と何かが起こりそう。
これもきっと青山先生プロット回かもしれませんね。