FILE1025 大人びてる子
色々なことが分かるシリーズ第4話!
尾取の持ち物から発見された蝶の形をした物の正体は、ジョークグッズ。
ゴムを巻いて、何かに挟んでおいて開くと飛び出してくるというもの…
京極さんが聞いた音は、まさにそのジョークグッズが羽ばたく音。
尾取がそれを拾ったのは、4階の現場。
コナンと世良は次々に推理を展開!
徳薗を転落させることは、ドラマのスタッフには可能。
さらに尾取を毒殺できたのは、シェイクを渡した4人には可能。
…しかし、毒はシェイクからもストローからも検出されず…
と、思ったら急に世良がコナンに「工藤新一君?」と声をかけ、焦るコナン(笑)
今回の世良、ぐいぐい来ますねー
どうにかして薬の開発者を突き止めたい勢いですね。
ここで世良が重要な回想を!
"ロンドンでパパに会いに出て行ったママが…"
"少女の姿で帰って来たのを目の当たりにしてなきゃね!"
今までの「領域外の妹」=「メアリー」だとほのめかす場面がいくつもありましたが、今回で同一人物だと確定しましたね。
さらにメアリーの身体が縮んだのは「ロンドン」
"そしてその謎を解く鍵だと思ったのが…"
"その時目に飛び込んで来た君だったのさ‼"
しかもそれは71~72巻『ロンドン編』での出来事でした。
「ボクが助けてあげるよ! ボクはホームズの弟子だからさ‼」
ロンドン編 ウィンブルドンの試合で、ミネルバ・グラスに向かって叫んだ場面は、TV中継にも映っていたんですね。
それを観た世良の脳裏に浮かんだのは、10年前、92巻『さざ波シリーズ』の出来事。
「ホームズの弟子」だと名乗ったあの少年!
10年前の姿とそっくりで、あの少年なら何か知っているかもしれないと踏んで
イギリスから日本へやって来た訳ですね。
さらっとした描写でしたが、見事に『ロンドン編』『さざ波シリーズ』と話が繋がりましたね。
世良がコナンを魔法使いと呼ぶ本当の理由は明かされていませんが、このロンドンでの出来事と絡んできそうです。
今回の描写で気になることは、「パパに会いに行った」と、「メアリーのパスポート」の件。
世良の父親・赤井務武は亡くなったはずなので、ロンドンで「パパに会いに行った」メアリーの行動が謎。
もしかすると、務武は死んでいないと確信したメアリーが、ロンドンで手掛かりを求めて会いに行き、APTX4869を飲まされてしまったのかも。
組織が務武は生きていると偽の情報を流し、メアリーを罠にはめた可能性。
その時水に落ちたか雨が降っていたかで服がずぶ濡れ、風邪をひいてしまい、今も風邪気味のまま…ということ?
メアリーの風邪が治らないのが気になっていますが、コナン界ではメアリーが日本に来て1~2ヶ月くらいかもしれないので、たまたま風邪が長引いている感じでしょうか。
同じく、脇田の眼帯もいつ取れるのか(笑)
そして、「メアリーのパスポート」の件。
身体が縮んだのがロンドンなら、当然日本に来るには飛行機に乗らないといけないですし、パスポートも必要。
コナンがロンドンに行く時は、新一に戻って大変な思いをしましたが、メアリーの場合はどうだったのか…
(今度の劇場版では、コナンはキッドによってシンガポールまで強制的に連れて行かれるみたいですが(笑))
案外そのまま強行突破したんでしょうか。
身体が縮んだといっても、コナンと同じく小学生ではなく中学生くらいみたいですし。
個人的にはそこも謎で、なぜメアリーは小学生くらいまで縮まなかったのか。
薬を服用した年齢が高めだったため、そこまで年齢が戻らなかったのでしょうか…
そのあたりの謎も今後明かされると嬉しいです。
やっぱりメアリーが縮んだのがついこの間というのが判明したのは本当に大きいですね。
さらに世良はコナンの周りに「子供にしては大人びてる子」がいるかどうか、蘭と園子に聞くことに。
急に「光彦だよ!!!」と言い出すコナンには吹きました(笑)
光彦が実は組織の関係者なんじゃと噂されたこともありましたね。
蘭と園子は「哀ちゃん」だと発言。
世良と灰原はベルツリー急行以来、まともに会っていないので、ついに対面の時来る…⁉
以前青山先生がインタビューで、世良と灰原のオオカミ対決をほのめかせていましたが、ここでついに来ますか⁉
もう来ないものかと思っていましたが、どんな対決を見せるのか…
次の話のラストで、世良と灰原が対面して終わりになりそうな予感がしますね。
一方、探偵団は博士の家でゲーム。
今回の話、探偵団は出てこないと思っていたので、結構意外な流れに。
歩美は世良が灰原と少し似ていると発言、まぁメアリーとエレーナが姉妹と言われているので、少しは似ているかもしれませんね。
噂されてくしゃみをした灰原を見て、博士が持ってきたのは「白鳩製薬」の風邪薬。
白鳩製薬!
「BLACK PLUS」の年表に載っていた、宮野厚司が勤めていた製薬会社ですね。
この間のシェリーのひとりごと クリスマスverのイラストにもありましたし、「カゼニキック」のセンスも好きです(笑)
30年前、宮野厚司博士は白鳩製薬の開発チームに入った際、住んでいた家を出島デザイン事務所の社長に貸す。
25年前、大きなグループ会社(烏丸グループ)がその白鳩製薬を買収しようとして失敗し、白鳩製薬は倒産。宮野夫妻は「宮野医院」を開業。
19年前、宮野医院へ降谷零が通う。その後、エレーナが「バイバイだね…零君…」
19年前、宮野夫妻、烏丸グループの研究施設に入る。
19年前、宮野博士 エレーナ 明美が出島デザイン事務所来訪。スモークガラス付きの監視車。
今回の話と「BLACK PLUS」、41~42巻『トイレに隠した秘密』や84巻『ギスギスしたお茶会』、95巻『黒ウサギ亭にて』あたりの話をまとめるとこんな感じでしょうか…
30年前に入った大きなスポンサーの施設は「白鳩製薬」
41巻でコナンが「奴らだな…」灰原「ええ、多分…」と言っていたので、黒の関係する施設かと思いきや、全く違う会社でした。
これで、「30年前に大きなスポンサーの会社に入ったのに、なぜ20年前に町医者しているんだ⁉」問題は解決しましたね。
連載の時に宮野厚司の年齢が間違っていつので、このあたりの話の整合性がとれているのか気になっていましたが、一応自然な流れに。
新一とシェリーを幼児化させた薬を作っていた宮野夫妻。
では、シェリーが作っていた「別の薬」が何なのか、それもまだ明かされていませんね。
話は事件へ。
目暮と高木に色々と聞かれるコナン(笑)
今回の2人、かなりコナンに頼りっきりな感じですね。
もう早く関係者の手荷物検査とかをした方がいいんじゃ…
転落した際のカメラの映像を観て、何かに気付くコナン。
徳薗が転落した時、メイクの英香はずっと上を向いたままなんですよね。
ジョークグッズの行方が気になっていたんでしょうか…
さらに高木刑事の「キャップ」発言で何かに気付いたコナン。
毒が検出されなかったのは、毒にキャップ(フタ)がされていたから。
メイクの英香が持っていた花粉症のカプセルに毒を入れ、ストローに仕込んだため、毒は検出されなかったのかもしれませんね。
と、いずれも怪しいのはメイクの油井英香ですね。
次号解決編!
事件の真相、世良と灰原の対決も楽しみです!
来年の発売楽しみですね。