コナンめも日和

「名探偵コナン」についてサンデー中心に書いています。

ゼロの日常 TIME.23 真似しないように

今週のゼロティ、Twitterの予告にもあったように 雪山でのスキー話。

先週は告知がなかったので、どんな話なのか気になっていましたが、
米花町を飛び出し ガラリと舞台を変えて新鮮な気持ちで読めた話でした。

早くも累計130万部突破!

本当に売れまくっているみたいで、本当に恐ろしい男…


扉絵はスキーウェアを着込んで気合い十分な安室。

群馬県のスキー場にて。

群馬県といえば 山村警部なんですが、基本的にゼロティで大きな事件は起きないので、登場することはなさそう。

なぜか子ども達にスキーを教えている安室。

本来は「名探偵毛利小五郎のスキー教室」という形で、小五郎がスキーを教えることになっていたようで(笑)

しかし、小五郎は急用で来れなくなってしまい、代役で安室が来たとのこと。

小五郎のおっちゃんがスキー教室を…

小五郎といえば、『雪山山荘殺人事件』でスキーしていた記憶があるんですが、
子どもたちに教えられるほど上手かったかどうか…

安室はジュニアの大会で優勝する経験があるとか。

前に『密室にいるコナン/謎解きするバーボン』で、
テニスはジュニア優勝経験があるとか言っていましたよね。

まさかスキーも優勝経験が⁉

いやいや安室お得意の交渉術、嘘かもしれないですね。

ハイスペックの裏に隠された「ジュニアの大会で優勝」

まさにコナン(新一)の「ハワイで親父に教わったんだ」を思い出します(笑)

しかし安室はきっと幼い頃から色んなことに挑戦して、
一つひとつ身に付けていったのかもしれませんね…

そう、先週の自転車の話のように。



スキー教室を依頼したと思われる関係者のおじさんと話していると、安室に風見からの着信が!

「あぁ、その事か…」

「ちゃんと食べているなら問題はない…」

「病気にはなっていないだろうな?」

次のページでは話が変わっているので、さらっと読むと一体何のこと? ってなりそうですが、

これはハロのことですよね。


安室はスキー教室で群馬まで遠出、日帰りではなく泊まりでしょうし、
一緒にハロを連れていく訳にはいかない…

ということで、ハロを風見に一時的に預かってもらっているんでしょうね。

安室はどういう理由を付けて、風見にハロの世話をするようにしたのか…

風見はハロが安室の飼い犬だと知っているのか、

全く知らずに「降谷さんから命じられたから」という理由でハロの世話をしているのか…

おそらく安室の飼い犬だとは明かしてなさそうですが(笑)

風見とハロの交流を描いた『ゼロの日常』の番外編もちょっと読んでみたくなりました。


安室のスキー教室は、子どもたちも大喜び。

吹雪いてきたので、今日の教室はおしまい…

しかし、参加していた男の子が一人いない、浩太がいない!

浩太の父親のスマホに浩太から連絡が!

どうやら立ち入り禁止エリアに遭難したようで、スキー板も折れて大ピンチ!

分かっているのは、浩太のスマホの位置情報のみ!


捜索開始は明日に…なるはずもなく、その場から消える安室!


いやぁ…急展開ですね…


浩太は安室が連れて帰ると宣言!

険しい雪山をどんどん滑っていく安室… まさに命懸けですが、その姿は恐ろしくかっこいい…

もう会えないと泣く浩太の元へ、安室到着!

「また会えるから!」

颯爽と駆けつけて、「ニッコリ顔」で「えらいぞ」と浩太を褒める安室。

この「ニッコリ顔」に修正したのは青山先生。

確かに笑顔にすると、より一層浩太の喜び嬉しさ安心感が増し増しになったような気がして、読んでいるこちらも嬉しくなりますね。

まさに浩太にとっての天使… 救いの女神… 天使の笑顔…

低体温症の初期症状が見られる浩太を背負う安室。

好奇心は上達への一番の近道。

おそらく幼い頃の安室もそんな風に好奇心のままに突っ走っていたのかもですね。

零少年、絆創膏だらけでしたし。


「これから僕がする滑りは、決して真似しないように!」

今回のタイトル回収。

RX-7回の「舌をかまないように」っぽい言い回し。

ジェットコースター並みの速さで滑る安室、喜ぶ浩太!

しかし、この先には崖が!

そのまま大きく飛んだぁーー!


子どもを背負ったままスキージャンプという離れ業を披露し、なんとか病院まで連れていくことができた安室。

沈黙の15分』でもコナンがスノボーでジャンプしていましたが、安室もかなり凄いことをやってのけますよね(笑)

しかも頭の中に雪山の地図が入っていて、そのルートをたどって滑っていますし。



後日談もほのぼのしていていいですね。


柱には「悪魔的スキーテク」とアオリが。

この「悪魔的」は『ゼロの執行人』で脚本の櫻井さんがRX-7を運転する場面で使った表現。

安室の超絶技は、子ども達の間で語り継がれる伝説となったのでした(笑)

浩太もあの一件からスキーをやめるのではなく、どんどん上達していってほしいですね。

きっと浩太にとって、いい意味で忘れられない思い出になったはず…


とまぁ前回の「自転車」今回の「スキー」と子どもとの交流を描いた話が続きましたが、
ここで『ゼロの日常』の新たな局面が見えてきたなーと感じました。

こういうテイストの話も読めるのはいいですね。

しかし、残念ながら…次回から休載!!!

来年1月16日発売の7号から連載再開!!

原作は11月28日発売の53号から再開するので、ここで2週間 原作もゼロティも連載がない状態が続きますね。

原作とゼロティ 毎週どちらかが連載している状態が基本だったので、こうなるのは少し意外でした。

新井先生も急ピッチで2巻発売までギリギリ連載しましたし、さらに今後の警察学校編への準備などもありそうですし、これからのゼロティを楽しみにしつつ、
原作の再開、劇場版の情報解禁!を楽しみにしたいと思います。


今日は11月7日…

松田刑事と萩原刑事の命日ですね…

静かに眠れ… 友よ…