ゼロの日常 TIME.7 眠れないんですか?
今日は青山剛昌先生と黒羽快斗くんの誕生日。
おめでとうございます!
さて、今週もやってきました『ゼロの日常(ティータイム)』!
今回は、まさに大 大 大 衝撃回でした(色んな意味で)。
今までの出来事の点と点が繋がり、ひと続きの線になるように、
今までの不可解な謎も少し解けて、気分も晴れやかに…
なんといってもまず、今回はバーボン・降谷零・安室透の豪華3種盛り!
安室のトリプルフェイスが12ページに盛り込まれているなかなかの神構成でした。
夜 バーボンとして帰宅し、自宅ではバーボンから降谷零に、そして翌朝 安室透に…
1人の人物を描きながらも、同時に3人の人物を描いている…そんな安室透の人物像がさらりと分かる回でもありますね。
それにしても多忙すぎますね、安室さん…
ポアロの後は本庁に、次から次へと予定が埋まっていて、下手するとポアロのバイトを早引きする可能性もあったりして。
ここで、今までの連載7話でトリプルフェイスのどの部分が描かれたのか簡単にまとめてみると…
1話 安室透→降谷零 (ポアロ回)
2話 バーボン→降谷零 (朝食回)
3話 降谷零 (眠い風見回)
4話 安室透 (カラスミ回)
5話 降谷零 (トレーニング回)
6話 安室透 (ドライブ回)
7話 バーボン→降谷零→安室透(睡眠回)
バーボンは2話以来の登場!
厳密には1話のラスト、ベルツリー急行の服を来ていたので バーボンな気もしますが、頭の中は赤井だったので降谷零ということで。
さらに6話のドライブ回も、安室透の他に降谷零の影もあった気がしますが、
安室本人はさほど気にしていない感じだったのでこのままで。
つまり、7話はトリプルフェイス盛り盛りな回だった訳ですね。
冒頭の扉絵に戻りますが、このテニスウェアを見て ピンと来る人も多いはず。
ベルツリー急行後の『密室にいるコナン』『謎解きするバーボン』の回!
テニスウェアでバスタイムのベルモットと電話中…途中までは原作通りなんですが、
急に「安眠」の話に(笑)
相変わらずベルモットの顔がはっきり出てこない展開になっていますが、
コナンの顔もついに登場するも ここでもはっきり見えず…
入浴後すぐの睡眠や、ブルーライト、お酒に対するアドバイス。
気がつけば安室透の口調でベルモットと会話している不思議な光景に(笑)
さらに梅昆布茶をすすめる展開に(笑)
途中から完全にベルモット話聞いてないだろ…!という感じに流していますが、会話を続ける安室さん。
バーボンとベルモットは緊張感ある会話が多い気がするので、今回は実にシュールな展開ですね。
夜中の3時まで作業を続け、視線は鍵付きのフォルダへーー
…
……
…………!?!?
警察学校時代の彼らが!!!!?!?
松田陣平 萩原研二 伊達航 そして、スコッチこと景光(ヒロミツ) …!!!!?!?
スコッチの本名は原作では明かされていませんが、名前が「景光(ヒロミツ)」だと青山先生の「どうぶつの森」でつい最近明かされました。
そもそも、安室透こと降谷零と、松田陣平 萩原研二 伊達航 景光(スコッチ)が
実は警察学校時代の同期であるという事実は、原作を読んでいてもはっきり分かりません。
原作を読み、アニメ版『揺れる警視庁』を観て、劇場版20作『純黒の悪夢』を観て、ファンブックなどのインタビューを読んで、「どうぶつの森」をチェックして、さらにはコナンカフェのサインをチェックして…………
やっっと分かることなので、この5人の関係性はかなりコナンの中では特殊だなと感じています。
それにしても、まさか…
スピンオフ『ゼロの日常』で警察学校時代の彼らの姿が描かれるとは、結構衝撃でした。
しかし、その布石はあった気がします。
この間コナンカフェにて、青山先生がパネルに警察学校時代の彼らを描いていましたし、
最近何かとスコッチの本名も話題になりましたし、
「何かあるな?」と思うところがありました。
ある意味 コナンカフェで青山先生が5人を描くことで 彼らの存在を「公式化」させ、スピンオフにも自然に登場させやすくなったのだと感じました。
安室さんが生きていくある意味原点にもなっているポイントが、
警察学校時代にあるんだな…と。
しかし、それは誰にも知られてはならない事実で、そっと静かに鍵をかけて眠らせてある… それでもたまに見てしまう心の拠り所でもあったり…
そして、気がつけば夢の中にも出てくる彼ら。
松田刑事と伊達刑事は単行本裏表紙の鍵穴を元に描かれているのが分かりますが、
萩原刑事とスコッチは、もしかすると青山先生が赤でチェックされて描いたものを元に描かれたのかも…?
新井先生のTwitterのNext ZEROでは、秘密裏になっていましたが、おそらくそのはず…(その下描きを見てみたい…♪)
ーー早く来いよ! 零(ゼロ)…
早く来いと言われると、安室さんを死に急がせていら感じもしなくはないですが、
おそらく昔呼ばれていた記憶の断片。
あだ名は零(ゼロ)だと以前描かれていましたが、警察学校時代にゼロと呼ばれていたことがここで明らかになりましたね。
原作でも、今後警察学校時代に触れてくるのか気になるところ。
青山先生が描かれる彼らにも期待♪
気がつけば朝5時…
夢を見るほど眠りが浅くなった安室さん。
ブルーライトは睡眠前に禁物とベルモットに助言したのは誰だったか…(笑)
それにしても、安室さん 寝るときは裸なのか上半身だけなのか
ちょっと意外でもあり、これも衝撃の事実。
といっても、1話冒頭を見返してみると、さっそく裸の彼が登場しているので、
なるほど、これは朝シャンではなく、寝起きだったのか…と妙に納得してしまう描写でもあったりします。
いやいや、それでもこの見開きはかなりインパクト大…
あくびする安室さんに対して、梓さんが良い睡眠のためのアドバイス。
どこかの誰かが、誰かにアドバイスしていたものと同じですが、
さらには「梅昆布茶」まで同じ(笑)
「梅昆布茶は渋すぎですかね?」と言いながら微笑む梓さんですが、まさにその渋すぎるチョイスをした本人が目の前に…
自分で言ったことが回りに回って自分に返ってくるまさにブーメランな話でしたが、いつもと違う展開でかなり面白い回でした。
梓さんは23歳で、安室さんは29歳…
梓さんの兄 杉人は28歳なので、なんとなく兄と妹のような関係性ですね。
ベルモットは年齢不詳ですが、かなり年をとっているはず。
そう考えると、安室さんの梅昆布茶というチョイスも悪くはなかったのかな、と思ったりもします。(なんだかベルモットに叱られそうですが(笑))
次号は、巻頭カラーでスタート!
1話以来のカラーなので楽しみです。
個人的に 新井先生が描かれるカラー結構好きなので、期待したいです!