FILE1014 臨場
先週から始まった新シリーズの2話目!
千葉和伸と三池苗子のラブの予感を感じさせる前回でしたが、
今回はラブ要素はなく、本格的に事件の話に突入。
女性警察官を狙った殺人事件の殺伐とした雰囲気と、
コナン達探偵団のほのぼのとした雰囲気のギャップが印象的でした。
現場の公園に急行するミニパトを追って、走り出す探偵団。
「ーーったく しゃあねぇなぁ…」とジト目のコナンに対して、
「一番行きたがってるのはアンタでしょ? 工藤君…」と密かに思うジト目の灰原。
何気ない場面なんですが、さりげなく二人の性格が出ているこういう細かい部分は好きですね。
交通部の同僚が殺され、ショックを隠せない苗子。
昨日までカラオケを一緒にして元気な姿を見せていたのに、翌朝変わり果てた姿に…
この場面を読んでいると、ふと『ゼロの執行人』のとある場面を思い出しました。
「もっと早く気づいていれば、我々公安の仲間が犠牲になることは…」
風見がサーバールームで安室に電話している場面ですが、
同僚が亡くなったことに対しての思いがさりげなく描かれていました。
その安室自身も、今までに多くの仲間を失ってきましたし、
多くの人を守る仕事ですから、本当にいつ何が起こるのか分からない危険と隣り合わせなんですよね…
事件現場には高木刑事&佐藤刑事のコンビ。
そして現場にいつの間にか入り込んでいるコナン(笑)
現場の状況から、殺された百崎刑事が残したダイイングメッセージに気付きましたが、
おそらくこれは「ブランコ」を指差しているのではなく、その後ろに描かれている「道路標識」の方かと。
赤い丸に斜め線、背景は青で「駐車禁止」のマーク。
交通部が道路標識の意味を熟知しているのは今までの描写で分かるので、
これが一体犯人の何を示しているのかがポイントになりそうです。
ブランコのことを聞かれ、何かに気付いて考え事をした八木刑事。
道路標識のメッセージに気付いて、犯人の目星が付いた瞬間ですね。
家で大人しくしておきなさいよ!と言われて、じっとしているはずもなく、犯人の元へ… 完全に死亡フラグ。
気絶するほど威力が強すぎるスタンガンに襲われ、そのままマンションから転落…
妙に生々しい描写ですが、八木刑事の倒れている後ろにも「駐車禁止」の標識が立っているのが気になるますね。
ここが犯人の住んでいるマンションだとしたら、犯人がバレると思いますがそのあたりどう展開させるのかも気になる部分。
そして発信履歴に残した「7155」
これも犯人を示すためのダイイングメッセージだとしたら、
おそらく犯人の車のナンバープレート…の可能性が高そう。
犯人捜しは難航するかと思いきや、該当する人物が出てきたので、この3人の中に犯人がいるのは確実?
青野健吾
赤峰萬治
白山裕三
百崎刑事と八木刑事と同じく、元ネタは色と数字の組み合わせ(おそらく他に隠された秘密があると思いますが)
犯人の「あと…1人…」という言葉。
百崎刑事と八木刑事、残るターゲットは誰なのか。
由美と苗子が3人の交通違反者の事情聴取を手伝っているので、
その時一緒にいた由美と苗子のどちらか…と考えるのが普通?
しかしただ交通違反しただけで女性警察官を殺すのか微妙なところですが…
これが犯人の復讐だと考えてみると、少し気になる点は出てきます。
前回、犯人が「ルール」と強く念じ、頭から血を流した女性を思い出していた場面。
今回も警察に対して「ルールを守る…クソ虫」と発言していますし、
もしかすると交通部がルールを守ったことで、その女性は亡くなってしまい、それをずっと根に持っていたという可能性もありそう。
または、これはかなり想像が入っていますが、
殺された2人とその同級生 由美子の3人は、10年前(3人がJKの頃ですね)交通ルールを破ったためにその女性が亡くなってしまうという事故を起こしていたのでは…?
犯人は女性が亡くなる原因となった人物をずっと探し続けており、警察官になっていることを知る。
そこで犯人による復讐が始まった…という展開。
その際、犯人は残る由美子を、カラオケに参加していた「苗子」だと勘違いしてしまう。
犯人の魔の手はついに、苗子へ…
そこで、千葉くんの出番ですね。
ーーと、そんな展開になるのか分かりませんが、来週も楽しみにしています。