コナンめも日和

「名探偵コナン」についてサンデー中心に書いています。

犯人の犯沢さん FILE.特別編 黒の日常

あの話題の犯沢さんがサンデーに
描き下ろしで出張掲載!

今までサンデーSで掲載されたものをサンデーに再掲載していましたが、
今回は描き下ろしでちょっと気合いが入っているなと感じました。

サブタイトルも黒の日常

ーーシャドウピーポーチューハイタイム

完全に『ゼロの日常(ティータイム)』を意識した仕様となっています(笑)


掲載されるのもちょうど『ゼロの日常』の次のページなので、
まさに『ゼロの日常』を読んだその流れで読んでね♪といった感じですね。

安室さんも今回ちょうど出てきますし…


さてさて『犯人の犯沢さん』

ある男を殺すという復讐を遂げるため米花町にやってきた犯沢さんが、米花町の住人たちと一緒に毎回あらゆることに巻き込まれていく…というクリミナルギャグ漫画。

最近の連載では、レンタルビデオ店で集められた探偵たちとアルバイトをして過ごす日々を送っています。


毎回、コナン好きならニヤリとする小ネタが色んなところに仕込まれているというのが特徴の1つでもある漫画でもありますね。


今回は結構時事ネタが結構挟まれていた印象がありました。

冒頭の映画『巨大ゴリラVS巨大ザメ』は、最近公開された巨大化映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』を意識しているのかも。

そして、謎の防弾バッグの通販。


今回のメインとなるラジオ体操の場面。

阿笠博士
灰原哀 (この漫画の哀ちゃんは、基本ジト目)

小嶋元太 (この漫画の元太は、基本原作初期デザイン)
円谷光彦 (この漫画の光彦は、基本原作初期デザイン)
吉田歩美

榎本梓
安室透

鈴木園子
毛利蘭 (この漫画の蘭は、髪の角が真上 わりと不機嫌な表情)

風見裕也
沖野ヨーコ (お忍びのため、マスク?)
毛利小五郎
妃英理
世良真純
新出智明 (新出先生…原作ではすっかりご無沙汰のキャラに)
小林澄子
鈴木綾子 (園子のお姉さん、原作初期に割りと登場するしていました)


また細かいところでは、

『6月の花嫁殺人事件』の梅宮敦司
『骨董品コレクター殺人事件』の阿久津誠

が、チラッと登場しています。


…とまぁ色んなキャラがラジオ体操しています。


ただこの話の肝になるのは、途中安室さんが発言した「ハンコ」

ラストには、ラジオ体操の記録としてうっかり「降谷」のハンコを押してしまう安室さんの姿が描かれています。


「降谷」のハンコが売れて売れて、ハンコ屋さんが驚いたとニュースになりましたが、その時事ネタをさっそく犯沢さんで使ってきました(笑)


やることリストが完了するたびに ハンコを押したり、
『ゼロの執行人』を観に行った(執行された)日にハンコを押したり、
という使い方がファンの間で一般的らしいですが、ここではラジオ体操のカードのスタンプの代わりに使用。


そうそう、ラジオ体操といえば思い出してしまうのが『迷いの森の光彦』の話。

ラジオ体操に珍しく参加しなかった光彦にはある理由が…という話ですね。


話はそれましたが、犯沢さんはギャグ漫画なので基本的に謎解きなどがない分 気軽に読めるのがいいですね。

サンデーSで絶賛連載中&2巻でも発売中。

サンデーSの重版も決まりましたし、読める機会も増えそうですね。